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日本占いメンタルヘルス協会(以下、協会)は、心の健康を改善するために占いを利用するアプローチを提唱しています。

WHO(世界保健機関)が2023年に発表した世界保健統計によれば、平均寿命が最も長い国である日本においても、心理的な健康に関する課題が存在することを示唆しています。日本は世界で最も長寿な国とされていますが、その一方で、先進国の中での子どもたちの精神的幸福度は低く、自殺率も高いというレポートがあります(ユニセフ報告書「レポートカード16」)。

「レポートカード16」では、生活満足度と自殺率が主な指標として挙げられ、日本の精神的幸福度は極めて低いと評価されています。このような社会的問題に対処するため、協会では占いというアプローチがメンタルヘルスの改善に効果的である可能性を仮説として立て、研究を開始しました。

一般的に、メンタルヘルスの問題として耳にするのはうつ病などの病名が付く状態です。しかし、診断名が付かない場合や病気とは言い難い資質的な問題もあります。例えば、HSP(Highly Sensitive Person)という生まれ持った資質が、ストレスを受けやすい人々の総称です。こうした人々が診断を受けることで、自らの心の状態に気づき、心の開放が可能になります。

逃げ道を持つことは、キャパシティのオーバーロードからくるメンタルヘルスの崩壊を防ぐ上で重要です。協会のアプローチは、占いを通じて個々の心の健康を保ち、問題に適切に対処することを目指しています。

一般社団法人日本占いメンタルヘルス協会